みなかみ温泉
群馬県みなかみ市にある「たくみの里」に行きました。
ヒトコトで言うなら「体験施設集落」という感じ。ガラス体験など手作り体験ができる施設が点在する村なのです。
この村まるごと商業施設になっているというコンセプトがスゴイな~。敷地面積が広いので、効率的には巡ることはできないのだけど、四季折々の庭を見せてもらいながら、のんびり歩きつつ、体験もでき、食事もできるという、時間の流れが都会とはまるで違う場所です。
最初に行ったのは「ガラスの家」。
加熱しながら晩酌できるといいなと思い耐熱グラスを選んで、魔女モチーフのカップを制作(時間は30分程度)。細かいカッターワークが難しくて、アドリブで入れたお月様はガタガタです(笑)
制作指導は店主の中澤さん。ぶっきらぼうな物言いなのだけど、優しい心根がビシビシ伝わってくる江戸っ子みたいなおじさんです(笑)。消費税なんていらねぇよ、とか言い出すので、何か記念になるものなど見つけて買ってください(笑)。細々とした陳列の中にお気に入りがきっとあるはず。
ネットでみて絶対行きたいと決めていたのは、揚げたての厚揚げ!スーパーで売ってる厚揚げと思ったら大間違い。香ばしい香りとサクサク感。一生忘れたくない味!
もうちょっと何か食べておこうという事で、お隣の「たくみカフェ」さんへ。
このプレートの他に、パスタとかスープとか付いて1000円!お得感あります。手前のネギにピントがあってるのは、ものすごく美味しかったから(笑)。焼いて漬けただけとは思えない柔らかさ。帰宅後すぐ真似してしまったー。ニンジンはたぶん軽く干してあるようでめっちゃ甘い。
腹ごなしをしてのんびりてくてく歩いていると目にとまった「甘酒」という文字。甘酒マニアのワタクシ、すかさずこんにちは(笑)。
さんしょうの家
芸能人が立ち寄ったときの記念写真が飾られていたよ。
学校前のベンチで甘酒中(笑)
ブラブラと次に「マッチ絵の家」さんへ立ち寄る。小さくて可愛いものばかり集められたディスプレイや体験コーナーに目が釘付けです。
そろそろ宿のチェックインの時間。車を北上させて向かったのは、宝川温泉汪泉閣
みなかみ温泉をもっと北上し山道を攻めて(笑)やっとたどり着いた旅館は昭和初期に建てられた風情たっぷりのお宿です。
本当は、散りゆく桜を露天風呂から眺めたい!と思っていたのだけど、まだまだ蕾もかたい時期で失敗失敗(笑)。とはいえ、風情のある旅館だったので充分に非日常感を味わって参りました。
外国人が半数以上というこの旅館。オーストラリアの母娘さんが、湯浴み着を着るかどうかで困って「女湯でも着るのですか?」と話しかけられました。混浴では着用が義務ですが、女湯では大丈夫です、と答えるとホッしたようです。
「露天風呂はじめてなんですヨー」と気持ちよさそうにしている金髪碧眼の女性という光景が不思議で嬉しかったな^^
今後は、こんな秘湯にも外人さんが普通に湯に浸かっている光景を目にするようになるのだろう。情報ってスゴイな。
川の音が凄すぎて&何度も入泉したせいで体温上がりすぎで眠れなかったけど、充実の夜明け(笑)。名残惜しさ100%だけど帰らねば。
帰りがけ月夜野に寄って、ガラス体験(またガラスw)。
予約無しでも体験できるとのことで詳細を聞くと、本当にいろいろなガラス体験ができるようになっていて、小さなガラス小物に目が釘付けです。
制作したのはオルゴール。オルゴールだけだと寂しいので、ヤシの木や人魚姫・ヤドカリをくっつけました。右は埃よけ用のドームも制作。ビー玉で取っ手を付けたグラス。
※個人用メモ
関越道を下っているときに前橋あたり?で見えた山。稜線が平らなのですごく不思議で、帰宅後に調べまくった。たぶん荒船山という山かな。
山って隆起で形成されると思っていたから、こんなに平らなのはどうしてどうして?と不思議だった。調べたら柔らかいところが浸食で崩れて、硬いところだけ残ったメサという地形なんだって。