三春の滝桜&若松城
三大桜のひとつ、三春に行ってきました。
数日前の寒波で大雪が降って開花がかなり遅れてしまったらしく、ほとんど咲いてない状態です(桜色に見えるのは蕾です)。沢山の支柱に枝を支えられています。
二千年を生きた桜の幹はこんな感じ。老木たる威厳が恐いくらいです。もういつ倒れてもおかしくない感じがします。むしろ眠らせてあげてほしいとさえ感じてしまう。
行政としても後継の桜を育てていると想うけど、桜という木は移植すると死んでしまうんだって。その場所で生きみんなを見守るなんて生き方、まるで氏神様みたいだね。
この桜の遺伝子を持つ子桜・孫桜が各地に植えられ育っている姿も見かけました。私も苗を買ってしまいました。
お昼は会津で
具のそれぞれに意味があり、祝い事などのときに作ってたべるのだそうです。小さなサイの目に切ってあり食べやすかったです。
腹ごなしは若松城(鶴ケ城)
若松城といえば白虎隊。城内には彼らの肖像画が飾られていて、本当に年端もいかぬ若武者たちであったと胸に迫るモノがあります。彼らが命を賭して守りたかったもの、でも守れなかったものってなんだろう。想像するのは「真心」かな。明治維新でなんでも合理化され忘れられた「真心」を、私たち子孫は今一度、思い出さねばなりません。
茶室は大賑わい(笑)。一服600円で楽しめます。
会津に来る度になぜか「悲しい故郷」という感傷が湧いてきます。生まれも育ちも違うのに不思議です。