相馬の野馬追を見てきたよ

福島県の相馬に1000年続く『野馬追』というお祭りを見てきました。台風が西に進路をとり、こちらはフェーン現象で殺人的暑さでしたが、お馬さんたちはりきって演じておりました^^

 

この暑い中、三カ所の郷それぞれから騎馬武者たちが雲雀ケ原に向けてうやうやしく出立!甲冑をつけて演技するという伝統神事が3日もかけて行われ、旗印を掲げた数百基の騎馬が集結する様は圧巻すぎて、ところどころ息が止まる事案発生(笑)←馬好きすぎる

 

 

『○○の○○様(我が大将の名前)、総勢○○騎!

一騎たりとも欠けることなく参上いたしました!』

時代がかった個性的な口上で到着を知らせる騎馬さんたち。

ホンモノの末裔さんたちなのか、体育会系の本気の口上にトリハダ!

 

かっぽかっぽという蹄の音を鳴らして、道路に普通に歩ってくる騎馬武者さん。

近い近い(♡ >ω< ♡) でかいでかいε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ

 

 

( ・`ω・´)キリッ 金の飾りが映える漆黒の馬の凛々しさ

内心、鼻血を出しながら「1枚いいですか?」とパシャリ (///∇//) 

 

 

ムチは『甲冑競馬」という甲冑を着たままの競馬で使うのかな

風をはらむ旗をしょっての競馬は難易度高そう。落馬する武者さんも少なくなかったです。

軽くなった騎馬はゆうゆうと3着に食い込んできたりして笑ってしまうw

 

時速60kmくらい出てそうな競馬で、前傾を保ったままの旗。

どうなってるの?と思ったら普通に背中にくくりつけてありました。背中むけそうー!

 

開始2時間前でこの混雑。そして猛烈な暑さで、息も絶え絶えのワタクシ。

松の木陰に逃げ込んでいたため臨場感のある映像・解説はYOUTUBEにお任せします

 

人馬一体となった本気の競馬、合戦さながらの神旗争奪戦、見所いっぱいです^^

 

海外からのオファーもいっぱいあるみたいで、アメリカ・ロシア他での披露もあったようです。

サムライ好きな外国人w

 

 

歴史の授業で習った「戦国時代」。争いが嫌いなワタシは、争いの記録を暗記する歴史という授業が大嫌いでした。でもこのお祭りを生で感じると、争いの記録ではなく「愛する人を命がけで守った人たち」の歴史だったのかなと認識が変わりました。学生時代に認識変えたかったなー。

 

そこに武勲や陰謀やヒエラルキーが付随してくると、途端に飽きてくるのですがw 男性優位の社会ならではですね。女性としては、争わなければ矢面に立つ愛する人を失うこともないのだから、争わないで解決できる道を探しましょう、となります。

 

教科に興味を持つことが良い点を取る秘訣なのだとすれば、このおまつりは戦国時代への興味という意味での貢献度は最大級だと思います。受験生をお持ちのご家庭は行くべし!

 

 

 

厩舎では『乗っていいよ』と勧められ、実際乗ってる女の子もいました(勇者や)

撫で撫でしてあげると、首をぶんぶん振って「もっと草ちょうだい」のポーズ。

なんて可愛いんだー!(萌死) 飼いたい♡