雑談

 

 


カツジ「いよう!来たか」

漣太郎「いよう!カツジか、懐かしいな!」

カツジ「部隊の連中に会ったか?タツオもシュウゾウもみんな来てんゾ」

漣太郎「おお!そうかそうか!」

タツオ「おお!漣太郎!勇ましく死んだか!」

漣太郎「おうよ!でけえヤツに突っ込んでやったぜ!」

カツジ「やったな!オレは3機打ち落としたぜ」

タツオ「やったな!カツジは才能あったからな。オレは1機だ」

漣太郎「シュウゾウに会いにいってくるかな」

カツジ「シュウゾウ・・・、気落ちしてんだ、エンジントラブルで離陸直後に海に突っ込んだんだ」

漣太郎「・・・・そうだったのか」

シュウゾウ「・・・ごめんな、みんな。本当にすまない」

漣太郎「おお!シュウゾウか!お前、そんなに気にすんなよ」

タツオ「そうだよ、お前の分まで戦果あげてやっといたからよ!」

カツジ「そうだよ、気にすんな気にすんな。下を見てみろ、みんな参拝してくれてんぞ」

  

 

 

  

 


タツオ「平和になったな、日本」


カツジ「ほんとだな。よかったな。なんか・・・・泣けてくるな」



タツオ「終戦後は、上から見てるのも辛いくらいだったがな・・・」



漣太郎「いささか平和すぎ、かもな」



タツオ「そう言うな。オレたちが無駄死にみたいじゃないか」



シュウゾウ「あ、あれ。あの髪が長いご婦人、漣太郎じゃないか?波動が同じだ・・・」

漣太郎「・・・・・・・・・・・・そうだ。オレのことはいいから」

タツオ「なによアレ、漣太郎の生まれ変わりなの?オンナ?オンナに生まれ変わったのかよ?」

漣太郎「・・・・いいだろ!オンナだって!やりたいことがあんだよ、冷やかすなよ」

シュウゾウ「ぷ・・・・・ごめ・・・・オレ耐えられな・・・ぎゃはははははははは!」

カツジ「部隊一の剛毛王がオ・オンナだと!?ぎゃははははははは!」

漣太郎「剛毛とは縁を切った!今はすべすべだ!」

タツオ「やりたい事って・・・・・・・・・なんなんだよ!いやらしいなオイ!ぎゃはははははははは!」

漣太郎「貴様ー!だから来たくなかったんだよ!オレもう行くわ!」

シュウゾウ「行くって、どこ行くんだよ!」




カツジ「オレも、オンナに生まれ変わろうかな・・・ぎゃはははははは!」

タツオ「よし、じゃ、オレの嫁になれ、カツコ。ヒゲは生やすなよ」

シュウゾウ「やめてくれー腹筋が崩壊するじゃないかーぎゃはははははははは!」




カツジ「新しい漣太郎かぁ、幸せそうだな。よかったな。」

シュウゾウ「来世は幸せな人生を送るんだ、って言ってたもんな」

タツオ「オレらも、また下界いくか?」

カツジ「行くか!」

シュウゾウ「行くって、どうやって行くんだ?漣太郎、どうやって下界におりたんだ?」

タツオ「あ、そういや戦果あげられなかったヤツは行けないんだった・・・シュウゾウごめん」

シュウゾウ「ほんとか!」

カツジ「タツオの冗談だよ!バカは死んでも直らなんなあ!はははははははは!」

シュウゾウ「オレも行けるんだな?本当だな?置いていくなよ!」




普段、夢は憶えていないタイプなのですが、再会の場面でリアル号泣して目が覚めました。
あれ?なんだ夢か~感動的すぎて泣いちゃったじゃないか~。さ、寝よ寝よと2度寝したら、続きが見れてしまい(笑)、ちょっと手を加えてファンタジーにしてみました。


不思議なのは、この夢を見たあとに母から「東京のお花見ツアー行かない?」と誘われ、靖国参拝が組み込まれていることを知ったこと。お知らせか~w


いろいろあって、特攻のトラウマは清算することができ、ワタシの中では解決済み事案です。たどたどしくも、NEWれんれんの人生を歩み始めているのですが、時折こうして「俺たちの想い忘れないで」と目の前に現れます。

或いは、自衛隊の行く末を案じているワタシの脳が見せた夢にすぎないのかもしれませんが。

感じるのは、悲壮感ではなく安堵感と達成感のとっても軽い波動。冗談が飛び出すくらいのウキウキした気持ち。
少なくとも、ワタシの祖先でもあり、私の本体の一部でもある彼は、今はそういう世界にいるのだなっていうのが感じられてぐっときます。

疲れて眠いのにブログなんかに書いちゃったりして、また他の目的がありそうな気配。でも今はなんだかさっぱり分からない。そのうちわかるかな?

 

 

ちょとふざけた記事になってしまったので、特攻のみなさんの名誉のために加筆します(私の理解の範囲ですみません)

 

 

襟元に白いマフラーをのぞかせ颯爽と飛んでいく飛行隊は憧れであったけど、自分らが体当たりしてもさほど戦局がよくならないと悟っている人もいたようです。
 
でももしこの戦争に負けたとしても、自分たちの生き方は語り継がれ、どんなときも後世の日本人を勇気付けることができる。ならば本懐であるという信念と決意、自分たちが飛ばなければ日本が、家族がやられてしまう、だから俺らが守きりるという使命感。
 
ここまでが公心。そんな成熟した精神をもった彼らも、顔はいまだ幼い少年たち。
私心はといえば、残す家族がどんなに悲嘆にくれるか想像すると胸が張り裂ける。
葛藤をぐっと押し殺し、差し入れの餅に舌鼓をうち、仲間と語らい、野の花を見てふるさとを想い。
出撃の日は故郷の空を旋回して懐かしい野山を見納め、お母さんと叫びながら散っていったそうです。
 
己を捨て、家族と国と未来の日本人のために生きた何万という命の上に今の平和があるんだな
強い気持ちで平和な日本を維持しなきゃ。
もう子どもたちを戦死させたりしたらイヤになっちゃうからね、ワタシ ←私心だらけw